こんにちは。ノナカ(@_msk_studio)です。
今回は、ゲーミングモニターなのに、仕事などの作業も快適にできてしまう、「BenQ MOUBIZ EX2510」をレビューしていきたいと思います。
結論、ゲームも作業もすべてが快適で、マルチに活躍してくれるかんぺきなモニター。
僕は、「BenQ MOUBIZ EX2510」でゲーム、レタッチ、ブログ業務全般などの、幅広い用途で使っていて。
すべてのことを快適にできるからスゴイ…。
ゲーミングモニターとして優秀なのはもちろんですが、BenQ独自のアイケア機能がほんとうによくてですね…。
実際に、購入してから1年半ほど使ってきたので、その経験をもとに記事にまとめていこうと思います。
レビューをするまえに、1つ注意点です。今回、僕がレビューする「BenQ MOUBIZ EX2510」はもうすでに、後継機の「BenQ MOUBIZ EX2510S」が販売されているので、購入するのであれば、「BenQ MOUBIZ EX2510S」をオススメします!
旧型と新型のちがいは、旧型が144Hzで新型が165Hzという点。ゲームするときに画面がぬるぬるになって、見やすくなります!
Amazonでの価格差は7,000円ほど。あまりリフレッシュレートが必要ないひとは安い旧型でもいいかもしれませんね。リンクはいちおう、新しいモデルを貼っておきますね!
-BenQ MOUBIZ EX2510の主なスペック
・BenQ MOUBIZ EX2510
大きさ・サイズ | 24.5インチ 縦33cm × 横55.5cm |
重量 | 5.6kg |
パネル方式 | IPSパネル |
解像度 | 1920 × 1080 |
応答速度 | 1ms対応 |
リフレッシュレート | 144Hz |
ポート | HDMI2.0 ×2 DisplayPort1.2 ×1 3.5mmイヤホンジャック |
10種類のカラーモード | 標準・sRGB・レーシングゲーム・RPG・M-Book・ HDR・ゲームHDRi・シネマHDRi・ePaper・FPS |
FreeSync™ Premium | 〇 |
色域 | sRGB 99% |
HDR10 | 〇 |
視野角 | 178° |
アスペクト比 | 16:9 |
表示色 | 1670色 |
スピーカー | toreVoloスピーカー 2.5W × 2 |
高可動域スタンド | 〇 |
VESAマウント | 100 × 100mm |
価格はAmazonで32,800円。ちなみに、新型のEX2510Sは39,273円。(2023/2/5現在)
ゲーミングモニターとしては若干高めの価格設定。
ただ、この価格設定以上の価値があると感じたので、その理由を含め解説していきたいと思います!
-BenQ MOUBIZ EX2510の外観
外観について一言でいうと、普通のモニターとは少し違って、ゴツゴツしててカッコいい!という印象。
実際、僕が購入した理由のひとつでもあります。このゴツゴツ感、インダストリアル感カッコよくないですか?
画面の大きさは24.5インチ。だいたい、縦33cm × 横55.5cmほど。
けっこう気にする人が多いベゼル。3辺がとても細いデザインで、スタイリッシュで無駄がありません。
底辺にあたるベゼルだけは太め。中央には「BenQ」のロゴ。端にHDRiを切り替えるボタン。
このアゴのような部分はアイケアに必要なセンサーに。
背面には、ロゴ。
さらに端には、電源ボタン・入力切替ボタン・モニター本体のソフトウェアを操作するためのジョイスティックが配置されています。
背面にはポートがあり、HDMI×2、DisplayPort×1、3.5mmイヤホンジャックが搭載。
スタンドはけっこう大きめで。
スタンドにコードを通せる穴があるため、モニター裏の配線もかんたんにすっきり。
また、100×100mmのVESA規格にも対応しているので、モニターアームとの相性もバツグン。
外観についてはこんな感じ。個人的には、この底辺のベゼルのセンサーやスタンドがイカつくてカッコいいと思います。
-BenQ MOUBIZ EX2510の良いところ
・ゲームをするのに十分すぎる性能
BenQ MOUBIZ EX2510はいわゆる、ゲーミングモニター。なので、ゲーム性能が高いんです。
とくに、リフレッシュレート144Hz・応答速度1ms以下・画面サイズ24.5インチと、かんぺき。
プロゲーマーが使うようなモニターと比べてしまうと、リフレッシュレートや応答速度は劣ってしまいますが、僕ら一般人がゲームを楽しむには十分すぎる性能。
リフレッシュレートが144Hzだと、足りなくない?と感じる人も多いはず。
しかし、けっこう144Hzでも十分なんです。ちなみに、後継機のBenQ MOUBIZ EX2510Sは165Hz対応。
じっさい、プロゲーマーやストリーマーの方でもフレームレートを144fpsに固定にしてゲームをプレイしている方も。
APEX界隈だと、REIGNITE所属の栗原さんが144fpsの固定でゲームをプレイしています。最近までは、SBI所属のチーキーさんも144fpsでプレイしていました。
つまり、フレームレートが高くなったとしてもゲームがうまくなるというわけではないので、やっぱり144Hz以上あれば十分というのが個人的な見解。
正直、ゲームを遊びとして楽しむうえでこれ以上のスペックのモニターを購入するのは宝の持ち腐れ…。
・ゲームや映画がより楽しくなるカラーモード
BenQ MOUBIZ EX2510は10種類のカラーモードが切り替えられ、それぞれに任意の色味に設定することが可能。
ゲームをするときには敵が視認しやすい色味に。また、映画を見るときにはよりコントラストの高い、引き締まった美しい色味に。
自分好みに設定ができるので自宅でのエンタメがよりいっそう楽しくなります。
僕の場合、ゲームをするときに、敵を視認しやすいような色味に設定済み。
FPS系のゲームをやる人なら理解してもらえると思うのですが、モニターの色味が変わるだけでとても見やすくなりますよね。とくに、暗いところとか。
さらに、この設定を保存しておくことで簡単にモニターの色味を変えられるのがポイント。
もちろん、NVIDIAのソフトウェアで色味を調整することはできるのですが、ゲーム以外の作業もするとなると、いちいち設定しなおすのがめんどうで。
BenQ MOUBIZ EX2510なら、背面のジョイスティックで2秒操作すればいいだけ。これがめちゃめちゃイイ。
また、HDRにも対応。意外と、HDRに対応しているモニターって、少なくて。
HDRは、白とび・黒つぶれが抑え、肉眼で見える色合いにより近い映像を出力。
ちなみに、僕は映画を見るときにはHDRをオンにして見ています。色味はふつうにキレイ。
ちなみに、10種類のカラーモードの内容は、「標準・sRGB・レーシングゲーム・RPG・M-Book・HDR・ゲームHDRi・シネマHDRi・ePaper・FPS」。
僕自身、このカラーモードの優秀さにとても助けられていますし、買ってよかったと実感してます。
・BenQ独自のアイケア機能が優秀すぎる
BenQ MOUBIZ EX2510はBenQ独自のアイケア機能を搭載。
これがめちゃよくて…。目の疲れがだいぶ軽減されました。
このアイケア機能は主に「ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)」・「ブルーライト軽減」・「フリッカーフリー」・「カラーユニバーサルモード」から構成されています。
とくに、「ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)」がほんとうに優秀。
これは、モニター周囲の明るさや色温度を検知し、自動で輝度と色温度を調整してくれるという機能。
多くの人がモニターでPC作業をすることが多いと思いますが、昼も夜もおなじ輝度で作業していませんか?
とくに、暗いところで明るい画面を見ていると、意識がなくても目を酷使している状態に。
じっさい、僕自身、眼精疲労がすごくて…。BenQ MOUBIZ EX2510のアイケア機能を導入してからはほんとうに目の疲れが軽減されました。
モニターで長時間の作業をする人にはほんとうにオススメ。
また、僕は「BenQ ScreenBar」と組み合わせて使っているのですが、これもまためちゃよくて。目の疲れが気になる人はチェックしてみるべきですよ。
・スピーカーがそこそこイイ
BenQ MOUBIZ EX2510はBenQが開発した「treVoloオーディオシステム」を搭載。
2.5W×2のオーディオシステムなので、ただ音が出る、おまけ程度の音質だと思っていました。
しかし、使ってみると、けっこういい感じで、僕自身おどろきました。
たしかに、ふだん使っているヘッドホンに比べてしまえば圧倒的な差がありますが、YouTubeをみたり、音楽を軽く聞くくらいならぜんぜん問題なし。
僕もはじめはスピーカーを別で導入予定でしたが、ふつうに使えるレベルの音質のよさだったので、いまだにBenQ MOUBIZ EX2510の内臓スピーカーを使用しています。
・ジョイスティックが便利
BenQ MOUBIZ EX2510には、電源ボタン・入力切替ボタン・モニターを操作するためのジョイスティックの3つがあります。
この、ジョイスティックがめちゃ便利。
上下左右と押し込みのみで操作可能で。
しょっちゅうさわるボタンでもないので、物理ボタンではなくジョイスティックだと、より直感的に操作できるというわけ。
このあたりのストレスフリーな操作感も、気づきにくいですが、優秀なポイントです。
-BenQ MOUBIZ EX2510のちょっと気になったところ
・スタンドが大きい
この手のモニターはスタンドに大きなスペースを取られるのが難点ですよね。
線形のスタンドならまだしも、面でスペースをとられるタイプだと、デスク上がどうしても狭くなってしまう…。
残念ながらBenQ MOUBIZ EX2510は面でスペースをとられるタイプ。
デスク上のスペースをかなりとられてしまいます。
ただ、僕の場合は、スタンドをモニターアームに変更しているので問題なし。
・解像度がものたりない
最近、4Kの映像が標準になりつつありますよね。YouTubeとか…。
そうなってくると、やっぱり、FHDでは物足りなく感じてしまうのが本音。144Hzで4Kを求めるとは、だいぶ欲張りではありますが。
ふだん、作業をしたり映画を見たりするには十分な映像美であることに変わりはありませんが、4Kの解像度が欲しくなってしまいます。
・画像編集には向いてないかも
画像編集が向いていないとはつまり、BenQ MOUBIZ EX2510で表示される色味とみなさんが見るデバイスの色味に差があるから。
多くの人がiPhone・iPad・Androidでコンテンツを消費しているはず。僕もiPhoneとiPadを使っていて。
BenQ MOUBIZ EX2510で編集した画像をiPadで確認すると、「あれ、思ってたのと違う」となることがしばしば。
僕はいうても趣味程度なので、なんの問題もありませんが、仕事として画像編集やレタッチをするような場合は注意が必要かもしれませんね。
-BenQ MOUBIZ EX2510がおすすめな人の特徴
・目の疲れを軽減したい人
僕が一番オススメしたい理由は、目の疲れを軽減できるアイケア機能が優秀すぎるから。
ただ、1番僕が気に入ったのはやはり、ゲーミングモニターでありながら、アイケアまでしてくれるという点。
僕自身、眼精疲労がめちゃめちゃひどくて、頭痛・吐き気・発熱のオンパレードが起こることもときどきありました。
ただ、ここ1年ほどはそんな症状がでることはめっきりなくなりましたし、
ふだんのモニターを使っての作業後でも目の疲れが前と比べて圧倒的に軽減されたと、眼精疲労がひどすぎる僕だからこそ実感できた思います。
モニターを使っての長時間の作業を強いられる人にぜひオススメ。
BenQのモニターであれば、アイケア機能を搭載しているモデルも多くあるので、気になる方はチェックしてみるといいかも。
▼眼精疲労が本当につらい人へ。こちらもオススメです。
・1つのモニターですべてを完結させたい人
ゲーム・作業・映画鑑賞とすべてのことをこのBenQ MOUBIZ EX2510で完結することが可能。
ゲームをするときには、144Hz・ゲーム用のカラーモードといくつもの便利機能が搭載。
作業をするときには、目の疲れを軽減してくれるアイケア機能。
さらに、映画を見るときには、FHDながらキレイで美しい映像を映し出してくれるHDR機能とIPSパネル。
価格がほかのモニターと比べると若干高めに感じるかもしれませんが、ゲーム・作業・映画鑑賞、すべてに満足いくレベルで提供してくれることを考えるとかなり高いコスパではないかと。
いろいろな場面でモニターが必要な人、BenQ MOUBIZ EX2510、1台ですべて完結するので、オススメ。
・PS5とPCの2台体制の人
あまり触れていませんでしたが、背面ポートにはHDMI×2があります。
つまり、PS5とPCなどの2つのデバイスを入力可能に。
さらに、PS5といえば、120Hzのヌルヌルゲームが特徴。ほとんどのテレビが120Hzに対応しておらず、別でモニターを購入しようと考えている人も多いはず。
PS5用のモニター、作業用のモニターを両立することができるので、オススメ。
-この記事のまとめ
今回は、「BenQ MOUBIZ EX2510」をレビューさせていただきました。
- ゲームをするのに十分すぎる性能
- カラーモードでゲームや映画がより楽しい
- BenQ独自のアイケア機能が優秀すぎる
- スピーカーがそこそこイイ
- ジョイスティックが便利
- スタンドが大きい
- 解像度がものたりない
- 画像編集には向いてないかも
アイケア機能に期待して、ちょっとお値段高めのゲーミングモニターを購入したのですが、しっかり効果を実感できて大満足。
144Hz・アイケアの2つのポイントがぶっ刺さりましたね。
ゲーミングモニターに悩んでいて、仕事や作業にも使うという人はぜひチェックしてみてくださいね。
と、言うことで今回はこれで終わりにしようと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Twitterもやっているので、ぜひぜひチェックしてみてください~。
質問等あれば、TwitterのDMなどでお答えできますので、よろしくお願いします!
コメント