ついに待ちに待ったNothing Phone(2)がNothing YouTube公式チャンネルにて発表された。
発表直後ということで今回は、価格・発売日・スペック・Phone(1)からの変更点などをまとめていこう。
加えて、個人的にNothingが改めて好きだと感じたワケを記していこうと思う。
-Nothing Phone(2)の外観・デザイン
デザインについて、一言。「めっちゃカッコいい」。これにつきる。
Nothing Phoneといえば、特徴的な背面デザイン、Glyph Interfaceだ。
今回はそれをマイナーチェンジというよりアップグレードというイメージだろうか。
パッと見ではPhone(1)とPhone(2)の違いはわからないが、並べてみると若干違う。
ディスプレイ面のベゼルが前作より若干細いデザインになっている。
今回はカラー展開がホワイトとグレーの2色展開に。個人的に、ブラックだと指紋が目立つため、グレーが欲しかったのでめちゃ最高。
前作は背面が平らなガラスだった一方、今回は縁の部分が丸みを帯びた形状に。背面に立体感ができるため、高級感が増しているそう。
やっぱり、Nothing Phoneの洗練されたこのデザインはカッコいい。
-Nothing Phone(2)のスペック
OS | Nothing 2.0 |
プロセッサー | Snapdragon® 8+ Gen 1 |
メモリ・ストレージ | 8 RAM + 128 GB メモリ 12 RAM + 256 GB メモリ 12 RAM + 512 GB メモリ |
ディスプレイ | 6.7 インチ、フレキシブル OLEDディスプレイ HDR10+ & SGS ローブルーライト 解像度 2412 x 1080・394 ppi 最大輝度 1600ニト・最大リフレッシュレート 120Hz |
メインカメラ | メイン 50 MP Sony IMX890 センサー F1.88 絞り値 1/1.56 インチ 超広角 50 MP Samsung JN1 センサー F2.2 絞り値 1/2.76 インチのセンサーサイズ |
インカメラ | 32 MP Sony IMX615 センサー F/2.45 絞り値 1/2.74 インチのセンサーサイズ |
ビデオ性能 | ビデオ 4K 録画、60 fps 1080p 録画、30 または 60 fps ライブHDR、4K30 fps スローモーション (480 fps) Night Mode (1080p、30 fps) アクション モード OIS および EIS 手ぶれ補正機構 タイムラプス (4K) |
バッテリー | 4700 mAh バッテリー容量 45W PPS (3.3~20V/2.25A) ケーブル充電 デュアル充電対応、15W Qi ワイヤレス充電 5W リバースチャージ |
サイズ | 高さ : 162.13 mm 幅 : 76.35 mm 厚さ : 8.55 mm 重量 : 200.68 g |
ソフトウェア周り | NFC対応Google Playサポート |
ざっとスペックはこんな感じ。
Google Payには対応しているため、Visaタッチ決済等は可能です。しかし、Phone(1)に引き続きFeliCaには非対応のため、Suica等交通系ICは使えないそう。
Suica使えないのは痛すぎる…。
-Nothing Phone(2)の価格・発売日
気になる価格は以下の通り。
- 8 RAM + 128 GB メモリ : 79,800円
- 12 RAM + 256 GB メモリ : 99,800円
- 12 RAM + 512 GB メモリ : 109,800円
ちなみに、ホワイトは12 RAMしか展開されていないため、ホワイトが欲しい場合自動的に99,800円~となる。
リーク情報では11.5万円と出ていたこともあり、かなり良心的な値段。iPhoneと比べても半分近く安い。これだけでも買う価値は十分あるだろう。
発売日は7/25~。予約開始は7/21~開始。HPからメールをもらえるように設定できるので気になっている人はぜひ。
というのも、Phone(1)のときは予約購入で、付属でNothing Ear(1)がついてきていた気が。今回もそんなちょっとしたサプライズがあるかもしれないのでチェックしておこう。
-Nothing Phone(2)のスゴイところ
・Nothingのポリシーに惚れた
発表時のライブ配信で、Nothingはこういうことを僕たちに伝えたかったんだと思う。それは「最近のテクノロジー製品は普通だから面白くない。誰がそれを作るかって?Nothingだよ。」ということ。
単純明快で浅いともとれるこの考え方だが、個人的にほんとにその通りで、自分が求めていることだと思った。
その心意気に惚れた。
・Glyph Interfaceがいろんな意味でいい
Glyph Interfaceとは、背面のLEDライトのこと。
Phone(1)のときからあるこの機能。通知が来たときに光ったり、撮影時にやわらかい光を表現してくれたりする機能で、正直、自分はカッコよさにしか価値を見いだせなかった。
ただ、今回のPhone(2)では機能性としてもちょっといいな、と感じることがあった。
タイマーのカウントダウンをこのLEDでわかるようにしてくれたり、サードパーティー製のアプリとの連携もできるそう。
Uberを配車したときに、自分とその車の距離をインジケーターで表示してくれるそう。ちょっと便利そう…と思った。
他にも、自分でGlyph Interfaceの通知音や光り方を設定できる。こういうギミックぽさ、ガジェットとしての面白さがあって個人的には称賛したいポイントだ。
・Nothing独自のOS
Phone(1)ではNothing初のスマホで安定性を求めたということ、会社の規模的にOSの開発にソフトにリソースをかけられなかったということが原因で、どうしてもNothingならではの、Nothingが本当に望んだOSではなかったそう。
しかし、Phone(2)では会社の規模が大きくなり、OSの開発にたくさんの人や時間をかけることが可能に。
これにより、Nothingが望んでいる「独自」のOSに一歩近づいたそう。
ウィジェットを自分で設定できたり、ホーム画面を設定できたりと、ハイエンドモデルのスマホと何ら変わりのない使い勝手。
ホーム画面やウィジェットはさすがNothingといった感じの超スタイリッシュなデザインに。
・カメラ性能の向上
Phone(1)のレビューでよく言われていたのが、カメラ性能があまり優れていないということ。
今回はカメラのセンサーサイズを大きくしたこととソフトウェアでより深く細かく調整ができるようになっているそう。
たしかに、Nothing 公式Twitterが投稿していたPhone(2)でとった写真たちはどれもパキッとコントラストの高いキレイな写真だった。
こう見てみてもやっぱりキレイ。今回のカメラには期待できそうだ。
・このクオリティでこの価格はやっぱり良い
iPhoneに比べたら、スペック的にも劣ってしまうかもしれないが、日常生活をするうえでは十分なスペックだろう。
むしろ自分が気にするのはハードとソフトのクオリティの高さだ。
それをNothingは完璧に仕上げてきている。Google Pixel 7aも近い価格帯だが、やっぱり、Nothingの洗練されたハードには及ばないように感じる。
そのあたりを考慮してみても、約8万円という価格設定はとても魅力的だ。
-まとめ
やっと発表されたNothing Phone(2)。みなさんは購入するのだろうか。
僕はというと…FeliCaないのか…どうしよう。
また購入したら、ファーストインプレッションなりレビューなりあげていこうと思うので、ぜひチェックしてみてください。
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