今回は僕が長らく使用しているトラックボールマウス、Logicool ERGOM575をレビューしたいと思います。
まず、結論からいうと、このマウスを使い始めたら元のマウスには戻れない!というくらい使い心地が最高のマウスです。
手を動かさずにカーソル操作ができるだけでこんなにも楽になるのだと気づかされました。
–主なスペックと特徴
・Logicool ERGO M575
・大きさ10cm×13.4cm×4.8cm
・重量145g
・トラックボール
・サイドボタン
・専用ソフトウェア
・USBトランシーバー・Bluetooth
・単三電池1本で最大24か月使用可能
・幅広い手のサイズにフィット
元の価格は6050円です。
Amazonで現時点での価格は4990円となっています。
コスパ的にもいいと思うのでトラックボールを初めて購入される方にはオススメです。
主な特徴としてはこのあたりです。ほかにもいい点やその感想もあるので、最後まで読んでから購入するさいの参考にしていただければと思います。
–外観
前提として、僕自身がかっこいいと思って購入しているので、絶対的な主観ではありますが、かっこいいです。客観的に見てもかっこいいと思っていただけるようにお話したいと思います。
まず、カッコイイと思う理由は流れる線のようなデザインがあるからです。
そして、最大の理由はデスクが映える!というところにあります。
大きさは10cm×13.4cm×4.8cmと、自分の手にジャストフィットなサイズ感です。
ボタンの配置はいたって普通のマウスです。右クリック、左クリックがありその真ん中にスクロールボタンがあります。スクロールボタンは段階式になっていて、シャーっとスクロールボタンを回転させることはできないタイプです。
左側には青いボールがあります。これを親指で操作する感じです。
そして、サイドボタンが右クリックの端に配置されており、人差し指で操作します。
マウス底面には、ON/OFFボタン、USBレシーバーとBluetoothの切り替えボタン、電池を入れる部分があります。
また、このマウスは黒と白の2色展開なので、部屋の雰囲気やお持ちのデバイスに合わせることができます。僕は絶対に黒をおすすめします。理由はただ、僕が黒が好きだからです。笑
–機能とその使用感
・トラックボールの使用感
このマウスの最大の特徴です。
操作が簡単、手を動かさなくていい。この2点について力説していきたいと思います。
きっと皆さんがこのトラックボールマウスを使用するうえで一番気になるのは「なんか操作が難しそう」ということだと思います。
その点においてはなんの問題もありません。なぜなら、自分がそうだったからです。あの操作ができない人はいないでしょう笑。と煽れるぐらい簡単に慣れると思います。僕ですら10分で慣れました。
というのも、本当に感覚的に操作できるので絶対に大丈夫です。
トラックボールである最大のメリットは手を動かさなくていいということです。トラックボールマウスを使うまではこのメリットの大きさに誰も気づかないでしょう。想像で「まぁ、確かに楽そうだな」と思う程度でしょう。
僕は使い始めて、はじめてその重要さに気づきました。なので、一度、トラックボールマウスを試してほしいです。
普通のマウスには絶対に戻れないです。
また、このM575はトラックボールの動きがとてもなめらかです。トラックボールに変な油が塗りたくられているというわけでもないのですが、とにかくなめらかです。シャーっとトラックボールを動かせるぐらいなめらかです。
ただ、時々、朝、使い始めるときに引っ掛かりがあるときがありますが、少し動かせばすぐに直ります。
・マウスの形状とその使用感
マウス本体の形状は普通のマウスとは少し違い、斜めに傾いています。
多分みなさん、椅子に座り、デスクに手に力を抜いて自然に置くと手のひらが全面つくのではなく、少し斜めに丸まった状態になるのではないでしょうか。一度試してみてください。
そして、このマウスはその手とデスクの隙間にちょうどよく入り込んでくれます。なので、本当に自然な状態で力を入れずに楽にマウス操作ができます。
また、マウス本体の面も広く、クリックボタンも大きいので、だいぶ幅広い人の手にフィットすると思います。
少なくとも、僕の手にはめちゃくちゃフィットしてくれていて、自分専用に作ってくれたのでは?とすら思えてきます。笑
また、母親にも軽く手を置いてもらってみた感じ、全然問題なく使える大きさだと思いました。
・サイドボタンの使用感
サイドボタンは右クリックの左端の部分に配置されています。僕の場合、人差し指で操作する感じです。前のボタンは人差し指の先で、後ろ側のボタンは指の腹で押せる絶妙な位置です。
また、ボタンを押す重さも重くもなく、軽くもないちょうどいい重さです。むだに押したくなってしまいます。笑
押した感じはカチカチというよりも、こくっこくっという感じです。イメージわきますかね。笑
自分的にはとても好みの押し心地です。
・専用ソフトウェア(Logicool Options)の使用感
このマウスはLogicool Optionsというソフトウェアによって主に2つの設定ができます。
一つは、サイドボタンにどのショートカットを割り当てるか自分の好きなように設定できます。
例えば、僕の場合は仮想デスクトップを行き来できるように設定しています。上側のサイドボタンで前のデスクトップへ遷移できて、下側のサイドボタンで次のデスクトップへ遷移することができます。
また、ボリューム変更の設定ボタンにできたり、戻る進むなどのボタンにもできます。他にも数えきれない数の設定項目があります。
さらに、Logicool Optionsに別のアプリケーションを追加することによって、そのアプリケーションでのみ動作するボタンに変更することができます。
例えば、Photoshopを追加して、サイドボタンに拡大を割り当てると、Photoshop起動時のみ拡大ボタンが適応されるというような感じです。
二つ目は、マウスのポインタの速度を設定することができます。
普通のマウスでいうDPIのようなものです。速度を上げれば、ボールを少し動かしただけでカポインタはたくさん動きます。逆に下げれば、ボールをたくさん動かさなければ、少ししか動きません。
・USBレシーバーとBluetooth
このマウスの接続方法は2種類あります。
1つ目はUSBレシーバーです。これは付属でついているUSBレシーバーをPCに挿すことによって、接続することができます。
もう1つはBluetooth接続です。
USBレシーバーとBluetoothの接続切り替えはマウス裏面にあるボタンを押すことで切り替えることができます。
僕の場合は、メインPCとサブPCで使い分けています。
メインPCのほうではUSBレシーバーで接続し、サブPCではBluetooth接続を使っています。
・バッテリー持ちの良さ
このマウスのバッテリーは単三電池1本で最大24か月使用可能となっています。
確かに、僕も購入してからもう1年2か月使用していますが、一度も電池を買えたことがありません。
マウスで電池式だと重くて使いずらい、、と思う人が多いと思いますが、このマウスはトラックボールなので多少重くてもなんの問題もありません。
・予想外の利便性
このマウスを購入してから気づいた便利な点をご紹介します。
それは、置く場所が平面でなくてもいい!という点です。
僕はデスクでアニメや映画を見ます。その際に、椅子を倒して、リクライニングの状態で見るのですが、普通のマウスだとリクライニングの状態にするとどうしてもデスクから体が離れ、マウス操作をする際には腹筋に力を入れていちいち体を起こして、やっとマウス操作ができる姿勢になる。という状態でした。
しかし、このマウスは置く場所が平面でなくても安定したカーソル操作ができるので、椅子のひじ掛けの部分に乗っけていたとしても、寝そべった体の上にマウスを置いていたとしても、操作が可能なのです。これは、買ってみてから初めて気が付きましたが、とても楽なので、みなさんにぜひ共有したいです。
–ちょっと気になってしまった点
・定期的なメンテナンス
このマウスはトラックボールなのですが、青いボールを取り外すとボールと本体の接触する3点が意外と汚れていたりします。なので、定期的にボールを取り外し、汚れがたまってしまう部分を掃除しなければいけません。僕は大体2週間に1度くらいのペースで掃除をしています。
また、結構、他の人のレビューを見ていて思ったのが、トラックボールをなめらかに使い続けるために、ハンドクリームを定期的にボールに塗っている人を見かけたりしましたが、僕の場合は1度もそのようなことをしたことはありません。し、する必要性を感じたことがありません。
・持ち運びしづらい
このマウスはマウスとして見たときにはだいぶ大き目のサイズになってしまいます。
普通のマウスと比べてもやや大きいですし、持ち運び用のコンパクトなものに比べると、重いし大きいし、と持ち運びには向かないと思います。
僕も一度、外に持ち出したことがありますが、まず、このマウスに合う入れものがないですし、大きくて邪魔と感じてしまいました。
でも、持ち運びが可能なら、とても便利だと思います。たとえば、小さいテーブルのカフェで作業をするようなとき、省スペースでカーソル操作ができるので重宝するでしょう。
ここは、みなさんの好みによりますね。笑
僕の場合は、持ち運びがしにくくていやだと感じてしまったので、「ノートPCのトラックパッドでいいや」という結論に至っています。
・持ち運びに関しての解決法
少し調べてみたら、持ち運び用のケースもいくつか販売されているようでしたので、そちらを購入されると楽になるかもしれません。
・ゲームや描画には全く向かない
これは当然ですが、ゲームや描画には全く向かないと思います。
APEXを普段プレイしますが、これでは全く話になりません。笑
また、ガーディックフォンという大人数でやるお絵描きゲームをこのトラックボールマウスで参戦した時にぜんぜん上手にかけず他の友達にいじられてしまいました(シンプルに絵が下手というのもある)。ただ、そのような用途には全く向いていないので、ここに記しておきたいと思います。
他にも、クリエイティブ系の作業をするには普通のマウスのほうがやりやすい場面があります。Photoshopでペンツールを使うときなど難しいです。笑
・手の大きさ的にはしんどい人がいるかも
先ほど、幅広い人の手のサイズに適応すると記述しましたが、さすがに、全員にフィットするとは言い切れないです。
手が大きい分には何の問題もないと思いますが、特に、手がとても小さい女性の方や子供には使いづらいと感じてしまうかもしれません。
というのも普通のカーソル操作、右クリック、左クリック、スクロール操作は手が小さいとしても使えると思うのですが、上側のサイドボタンが少し遠く感じてしまうのではないかと思いました。
でも、自分の母親は問題なさそうだったので、特に手が小さいという方には、お店に行って確認してもらうのが無難かなと思います。
–おすすめな人の特徴
・手をできるだけ動かしたくない人
これは正直、今までトラックボールマウスを使ったことのない人は「別に手を動かすことぐらい苦じゃないよ」と思っている人がほとんどだと思います。
使ってみたら、動かしたくない、動かさなくていいということがこんなにも楽なのかと気づくでしょう。笑
是非一度使ってみてほしいです。お願いします。笑
・デスクに十分なスペースがない人
これは、マウスを置いておくスペースさえあれば、マウス本体を動かすことがないので、何不自由なく、楽に安定してマウス操作ができるようになります。
–この記事のまとめ
今回はLogicool ERGO M575について紹介しました。いかがだったでしょうか。
このマウスは本当に便利で使ってみてからこそ本当の価値に気づけると思います。コスパ的にもいいほうだと思いますし、十分な性能もしています。
なので、ぜひトラックボールマウスに興味のある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
少しでも気になるのならば絶対に試してみるべき製品です。
作業環境を整えていきたい人は気にしてみてほしいです。笑
ということで、今回の記事はこれで終わりにしようと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
質問等あれば、TwitterのDMなどでお答えできますので、よろしくお願いします。!
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